ものづくりの現場では、作業に集中するあまり、コミュニケーション不足になる傾向があります。しかし、仕事上でのキャッチボールができることは、ものづくり現場でも極めて重要です。複雑な仕事や特別な加工技術などに直面すると、技術者や作業者、部門管理者達は、自らの考えや意見をぶつけ合いながら課題を乗り越えていく必要があります。製造の現場は、機械やシステムによって自動化が進んでいますが、心の通ったものづくりができるかどうかで、製品の品質に大きな差が生まれるのです。そうした意味でもコミュニケーションを大事にし、社員一人ひとりの意識を高めたいと考えています。